「実は、所さんが最近体調を崩して入院したそうなんです……。彼が抜けたことで、収録も相次いで中止になりました。彼はレギュラーを数多く持っている方ですから、現場はバタバタですよ」(芸能プロ関係者)

10月からスタートするバラエティー番組『新説! 所JAPAN(仮)』(フジテレビ系)で、レギュラー番組が9本になった所ジョージ

「所さんが、世界と比べて個性的な日本の特徴をテーマに、専門家と一緒に身近な謎を解き明かしていく番組です。『SMAP×SMAP』枠で放送されます」

業界内では、彼の番組は長寿番組になりやすいと評判だ。

「『所さんの目がテン!』(日本テレビ系)や『世界まる見え! テレビ特捜部』(同)は20年以上、『笑ってコラえて!』(日本テレビ系)は10年以上続いていますよ」(同・テレビ局関係者)

芸能生活41年、多忙を極める彼が病に伏したのは、これが初めてではない。

「’10年4月にラジオの収録中に体調不良を訴えて、1か月近くにわたり休養したことがありました。病院で診察を受けましたが、原因は不明。その年の夏には熱中症で救急車で運ばれたこともあったので、過労についてはこれまでも心配していたのですが……」(前出・芸能プロ関係者)

そんな所を襲った突然の病。9月初旬のお昼すぎ、事情を聞くために都内にある彼の自宅を訪れた。すると、すぐ近くにある事務所から所本人が歩いて出てきた。もう身体は大丈夫なのだろうか。

自宅に入ろうとしたところを直撃した。

記者に笑顔で対応

「今日はなに聞きにきたんだよ~」

若干、迷惑そうな表情を浮かべるものの笑顔で取材に応じてくれた。

――ここ最近、体調を崩されていたそうですが?

「そうそう、体調大崩れだよ! 原因は胆石があったからなんだよ。胆石がたくさんあったから手術して取ったの。胆のう取ったんだよ、俺は!」

――入院もされていたんですよね?

「そうだよ。でも、手術はパパッと終わったよ。俺、スターだから名医が集まるんだよ(笑)」

冗談を交えながら、取材に応じる所。顔色はよく、以前と変わらないように見えるが、胆のうに胆石ができる胆石症は決して軽い病ではない。 社会医療法人 彩樹 守口敬仁会病院・総合診療科の岡博史氏が説明する。

「胆のうは肝臓と十二指腸の間にある器官で、肝臓から分泌される胆汁を蓄積し濃縮する役割をしています。胆石症とは、この胆のうに沈殿物や結晶などの小さな石ができてしまう病気です。

無症状の場合も多いのですが、みぞおちや右の肋骨の下が痛くなるといった症状が出ることや熱が出たりすることもあります」

50歳から60歳にかけて発症する人が多いという胆石症。芸能界でも、加藤一二三や村上ショージ、井上和香などが最近、発症している。

「胆石ができてしまう原因としては、食生活が大きいですね。特に、炭水化物や糖質が好きな人、動物性の脂肪をたくさん摂る人がなりやすいです。

また、夜間に長時間食事を抜いたりするのもよくありません。治療は手術で胆のうを取るのが一般的です」(岡氏)

「今はもう番組の収録もやってるよ」

8月中旬に腹痛のため、病院を訪れたという所。そのときの痛みを思い出したのか、顔を歪めながらこう振り返る。

「ほかの人に胆石がどれだけ痛いか聞いてみなさいよ。2日くらい痛くて悶絶(もんぜつ)したよ。なかなか原因がわからなかったんだけど、検査で胆石だってわかって緊急入院になった。それで手術したよ」

――どれくらい入院していたのですか?

「お腹を切って、次の日にもう一回手術したりしたから4日だね。でも、4日で退院したよ。名医が集まったからね。有名になって顔が割れてるので得することもあるよね。でも、こうやってあなたに取材に来られるっていうマイナスなこともあるけどね(笑)」

そう笑顔で話す所だが、多くのレギュラー番組を抱える彼が休養をとることは容易なことではなかったという。

「(休養していた)2週間くらいは代わりの人を探さなきゃいけなかったから大変だったよ。9月の下旬あたりは僕じゃない放送になる番組もあると思う。(収録日を)ずらせた番組もあったけど、『1億人の大質問!? 笑ってコラえて!』とかいくつかの番組は、劇団ひとりくんとかノリちゃん(木梨憲武)に代わってもらったよ」

ただ、もう体調はよくなったと強調する。

「いろんな人に迷惑かけちゃったけど、今はもう普通にレギュラーの収録もやってるから。手術でお腹も切ったから、今もちょっとお腹は痛いけどね。君と話している今も痛いもん」

テレビで見せる姿と同じように、笑顔を見せる。

「こうやって俺が笑顔で話してると写真も撮りにくいだろ? 病気って話題なら暗い顔したほうがいいの? でも、お前ら記事にするときに暗い顔の写真使うからな。もっと明るい顔の写真を使えよ」

だが、胆石になったのはそうとうな苦痛だったようで、ボソッとこんな本音も。

「俺は回復は早いんだけど、なんで人があんまり経験しないことをしちゃうんだろうね……」

――レギュラー番組をたくさん抱えるのは、やはり大変なのではないですか?

「そんなことないよ。あなたたちの仕事と一緒だよ。君だって上司から“所ジョージのところに直撃取材に行って来い”って言われて、ドキドキしただろ? また俺に怒られるんじゃないかって思ったら、胃が痛くなるだろ? 君だって、いつか胆石ができて胆のう取ることになるかもしれないぞ(笑)」

終始、憎まれ口を叩きながらも取材に応じてくれた所。帰り際には気遣いを見せて、こんなエール(?)を。

「特ダネなんだから早く記事書いたほうがいいぞ!」

レギュラー番組をたくさん任される秘訣はこんな心配りにあるのかもしれない。

10月からは新たな番組も始まりますます忙しくなるが、体調に気をつけて、これからもお茶の間に元気な姿を見せて欲しい!