アウェー育児の実態とは?アウェイ育児に悩む妻とは?世間の反応は?

スポンサーリンク

アウェー育児という言葉が話題になっています。

その実態とは何なのでしょうか?

アウェイ育児に悩む妻や転勤先で残業続きで大変な夫の思いは?

世間の反応はどうなのでしょう?

詳しく見ていきましょう。

スポンサーリンク

アウェー育児の実態

2017年8月。蒸し暑い曇り空の日だった。

息子は一度泣きだすと泣きやまない。その日も昼頃から泣き始めた。抱っこをしても、授乳をしても、おむつを替えても泣きやまない。既に2時間以上経過した、その時だ。1メートルほどの高さから布団に投げつけると、息子は一瞬、静かになった。そして、「ギャ――――」とさらに大きな声で泣きだした。

このままでは命を奪ってしまうかもしれないと、薫さんは児童相談所に電話をかけた。

男性の職員が出た。泣きやまない子どもを布団に投げつけたことを泣きながら伝えると、外傷の有無などを聞かれた。外傷はない。するとその職員は「児童館へ行ったり、保健師に相談したりしてみて」と言う。淡々とした口ぶり。短時間で終わったその通話を薫さんはよく覚えている。

「泣きやんだタイミングを見計らって、やっとの思いで電話したんです。動転していて、誰かに自分を止めてもらいたい、と。それをうまく伝えることができなくて」

薫さんは大学を卒業後、東京で就職し、外資系企業などで仕事を続けていた。企業名や仕事の内容を明かせば、典型的な「キャリア女性」に映るだろう。夫の転勤を機に30代半ばで退職。「わが子の投げつけ事件」は、初めての土地に移って1年足らずの時だった。

近くに家族や親族、頼れる友人はいない。メーカー勤務の夫は朝6時に家を出て、ほとんどの日は夜12時過ぎまで帰ってこない。残業に次ぐ残業で、週末もよく仕事に出た。

それにしても、息子はよく泣いた。泣きだすと、何時間も止まらない。周りの目が気になり、薫さんはバスで児童館に出かけることもできなかった。

「家の近くで過ごそうにも真夏のお散歩は1時間が限界で……」

長い一日を子どもと2人でどう過ごせばいいのか。「夫は存在しないものとして考えていました」と明かす薫さんにとって、2年前のあの夏は何だったのか。

「私の母は、電車とかで小さい子が泣いていると、『親のしつけがなってない』とよく言っていました。泣かせ続けるのは、悪い親、しつけのできていない親だ、と。自分もそう思う節があって。泣き声を聞いているだけでつらい。早く泣きやませたかった」

丸一日、夫以外の大人と話すことのない日が続いていた。

「一人になりたくて、託児所を1、2回使ったんです。すると、顔見知りのママから『預けるなんてかわいそう。罪悪感なかったの?』と言われて。預けないと歯医者にも行けないと説明したら、『へぇー、そうなんだ。すごいね。私にはできない』と。で、思ったんです。預けるのって悪いことなんだ、そうか、自分は母親失格だ、と。託児所も利用できなくなりました」

「今だったら、あんなの聞き流せると思います。でも、当時は違いました。育児ノイローゼだったと思う。何が正しくて何が間違っているのか、わけが分からなかった」

布団に投げつけた後も、子どもをぶったり突き飛ばしたりした。とにかく泣く。泣いて泣いて泣きやまない。夫が帰宅すると、「今日もぶってしまった、大声をあげてしまった」と言い、今度は自分がわあわあと泣いた。

残業残業残業……会社にからめ捕られた夫

わが子を布団に投げつける何日か前、薫さんは保健師に「子育てがつらくてたまらない」と打ち明けていた。子どもの6カ月健診のときだ。

女性の保健師からは「外に出たほうがいいですよ。児童館に行ったらどうでしょうか」という答えが返ってきた。児童館に行くには、バスが必要だ。わんわん泣く子どもが気になって、そのバスに乗れない、という訴えは届かなかった。

いったい誰に相談したらよいのか。

小児科医による育児相談の情報を夫が見つけてきて、2人で出向いたこともある。そこでは「相談は保健所でやっています」という紙を渡されたという。薫さん向けに心を落ち着かせる漢方薬を処方されたが、飲まなかった。

「薬で解決するものではないでしょう? 状況を改善したいのに、保健所へ児童館へと回されるだけでした」

薫さんの夫は「わが子の投げつけ事件」をこう振り返る。

「帰宅すると、妻から泣きながら打ち明けられました。『怒鳴っちゃった』というのは前にも聞いたけれど、口だけでなく、手が出ちゃった、と。なんでそんなことをしたんだ、とは思いましたよ。でも、それだけ育児がしんどいんだろうな、って。責めたら妻は自分を追い込むだろうから言えなかったです」

転勤先は夫にも縁のない街だ。自分の転勤を境に、突然、一人で育児を担うようになった妻。充実していた仕事を辞して夫についてきて、ほどなく家で子どもと2人きりの生活になった。まさに「一変」である。

夫は続けた。

「早く帰りたいのに仕事量が多く帰ってあげられなくて。早く帰らないと妻が疲弊していく。かといって、この先も長く働く会社でいい加減な仕事もできない。それに、みんなこういう苦しみを乗り越えてやってきているでしょ? そこそこ給料ももらえているし。(早く帰ってあげたいと思う)自分が甘いのかな、って」

「入社したときから、『残業している人がすごい』『俺はこんだけやっているんだ』という風潮の会社です。最近では働き方改革の影響で『残業はだめだ』と社内でも言われますが、業務量は減らないし、増員もないです」

あの夏、夫も苦しんでいた。

「自分も子どもと触れ合いたい、妻を助けたい。なのに帰れない。それが一番きつかったです。会社で周囲の人に相談しても『子どもが1人しかいないのに、なんで大変なの?』と言われました。理解されなかった。子どもの性格、育てやすさの違い、近くに助けてくれる家族がいるか……。そういうことで育児の負担は大きく変わります。子どもの数だけじゃ、測れません。それなのに理解されないから、会社では相談しなくなりました」

児童福祉の専門家である関西大学の山縣文治教授(65)は、これまで多くの子育て家庭を見てきた。厚生労働省の児童虐待に関する専門委員会の委員長も務めている。

「地方に行けば行くほど、『女性は子育てができて当然』という意識が強いんですね。そんななか、薫さん本人はちゃんとSOSを出していた。なのに、関係機関がちゃんと受け止めていない。たらい回しです。おそらく、わが子の投げつけを聞いた児相は、(児相の権限に基づく)母子分離までの必要はないと判断し、保健師に委ねたのでしょう。最初に、6カ月健診で相談を受けた保健師が(後日でもいいから)ちゃんと寄り添って話を聞き、例えば『児童館の〇〇さんのところに行ってみて』とか、場所ではなく人につなぐことができていたらよかった」

「児童館のような公的な場に一人では行きにくい人もいます。だから、保健師が一緒についていってあげるのが理想的です。そして、児童館はその後どうなったかを最初に担当した保健師に戻す。すると、情報の蓄積もできます」

薫さんの話には、もう少し続きがある。

「わが子の投げつけ事件」の後、どうやって自分を取り戻したか、だ。一つは、心理カウンセラーの石﨑和美さん(64)と子育てひろばで出会ったことだ。苦しさを訴える薫さんに向けて、石﨑さんはこんな助言を繰り返した。

「泣きやまない? そういう子もいるよ。その子の個性だから、他の子と比較しなくていい。一緒にいてつらくなるママ友とは、つるまなくていい。ワンオペ育児がつらい? 預けることは悪いことではないから、託児所でも児童館でも使うといいよ」

「(自分の母がそうだったように)暴力を振るう親になっている? それはつらいよね。でも、よくそれに気付いた。ああはなりたくないという姿になっている自分を発見して、自分と向き合っている。あなたとあなたのお母さんは別。安心して。大丈夫よ」

取材の中で、石﨑さんは「妻だから、母親だから、というジェンダーの刷り込みがお母さんたちを苦しめている。そのことに気付くと、育児のつらさから抜け出せる。妻や母である前に一人の人だから」と言い切った。

薫さんが自分を取り戻すきっかけになった、もう一つの出会い。それは「投げつけ事件」の直後だったという。

JR西宮駅近くの児童館に、薫さんは泣き顔で向かった。すると、40代後半くらいの女性が出てきて、「あらーどうした?」と話しかけてくれた。そのときも息子は泣いていた。

「その児童館の先生から『児童館はお母さんが休む場所。子どもが泣いててもいいから、毎日連れてきなさい。泣いてどうしようもなかったら、私たちが抱っこしててあげるから』って言ってもらって」

「児童館に通ううちに、同じようによく泣く子のママとも知り合って。一人で抱えていた悩みに共感してくれる人たちと出会えた。あれがなかったら私は今生きてないかも」

 

NPO法人「子育てひろば全国連絡協議会」が2016年にまとめた全国の母親を対象に実施した調査によれば、自分の育った市区町村以外で子どもを育てる「アウェイ育児」は、全体のおよそ7割にもなった。そのうち、近所で子どもを預かってくれる人がいるとの回答は3割にも満たない。

「わが子の投げつけ事件」後から夫は、週末に出勤をしなくなった。夫自身、この取材には「80〜90点でやっていた仕事を60〜70点くらいで回すようにしました」と語っている。問題が起きない程度に最低限のことをやるスタイルだ。子育て家庭を侵食する企業の論理に対する、ささやかな抵抗だったのかもしれない。

引用元:https://news.yahoo.co.jp/feature/1489

アウェイ育児に当てはまる人がこのような上の記事に出てきていた薫さんのような人が多いのでしょう。

  • 夫が仕事が忙しくて相手にできない。
  • 転勤先が夫婦ふたりに縁もゆかりもない土地であり知り合いがいない。
  • 妻一人で家事や育児をする。

そうやって精神を蝕まれてしまい、病気になったりこどもに暴力をふるうなどの行為に及んでしまう。

このようなケースはやはり多いと思います。

まずは誰も相談できないからと言って一人で悩まずにまずは近くの公共機関で色々と相談にのってもらうのがやはり大切なことですね。

スポンサーリンク



 

アウェー育児の実態 世間の反応は?

 

アウェー育児 おわりに

実にたくさんの意見がかわされていましたね。

習い事やお母さんが休み場所とにかく安らぎを得られる場所サードプレイスを自宅以外の場所に作ることがとっても大切な気がします。

 

こちらの記事もよく読まれています!

御朱印 転売 実態がヤバい!フリマサイトで売るのは違法なのか?

リストランテ SNS 物議がヤバい!お店の名前や場所は?世間の反応は?

ONO消しゴム 販売中止の真相!業者MONOに許可を得たと嘘が発覚!

チュート徳井 テレビ各局 対応は?フジシーンカット!いだてんは?

コメント

タイトルとURLをコピーしました